ポコログっさ

ポコさんはPCゲームやVRゲームを普及させたい

PCゲームで最適なゲームパッドのお話

コニチワ!ポコさんです!
ここ最近ポコさんは、今ゲーム業界を賑わしている原神をプレイしちょります。

そして、モチのロンことPC版でプレイしちょるわけですが、XBOXコントローラーの決定とキャンセルが逆でそこだけがちょっと残念です。
Ver1.1で対応されました。アンケートで書いてみるもんですね。

 

と言うことで、今回のお話はPCゲームで最適なゲームパッドのお話です。

PCゲームで最適なゲームパッド

結論から書いてしまいますが、PCゲームをパッドでプレイしたいのであれば、XInput対応と記載されたゲームパッドを購入することをオススメします。

近年リリースされているタイトルであれば、まずXInputが対応されていると考えて問題ありません。

なお、特にポコさんがオススメするコントローラーは、XBOX ONEコントローラーです。
耐久力が強く、持ちやすく操作性も抜群です。

XBOXワイヤレスコントローラー

ちなみにこちら画像のコントローラーは、2020年11月10日に発売されるXbox Series Xに付属される最新のXBOXワイヤレスコントローラーです。

接続端子がUSB-Cになって、方向キーが特殊な形に変わりシェアボタンが追加になるなど、順当進化しています。でも充電バッテリー別売りで、いまだ単三電池なんだけど……。

今後は、このコントローラーがXInputの主流になっていくと思われますたぶん。

では、なぜXInputのコントローラーが良いのか解説したいと思います。

 

まずは、ゲームパッドの規格を知ろう

PCゲームで使用されるゲームパッドは、2種類の規格に分かれています。
一つは旧来から使用されてきている規格で、DirectInputです。
もう一つは現在主流となっている規格で、XInputです。
まずは、それぞれの規格がどういったものかを説明して行きたいと思います。

 

DirectInput(だいれくといんぷっと)とは

旧来から、PCゲームで使用されてきた形式です。
ボタンやスティックの数や位置が定められていないため、ハンドルコントローラーやフライトシム操縦桿など、様々なタイプのコントローラーに対応しています。
ただし、自由度が高い半面、キーの割り当ての基準がありません。
そのため、ユーザーによるキー割り当てが必要になります。*1
なお、最近のゲームでは、そもそも対応していないケースもあります。

 

XInput(えっくすいんぷっと)とは

DirectInputに変わる形式として、Microsoftが新たに作成し推奨している、XBOX360コントローラーを想定した形式になります。
ボタン・スティックの配置・振動機能についても、すべてXBOX360コントローラーの形で統一されています。
そのため、ユーザーがキー割り当てを行わなくても、そのまま最適な操作をすることが出来ます。
なお、XBOX360コントローラーが備えている以上のボタン・スティックなどには対応していません。シェアボタン追加されたんだけど。

 

で、

なぜDirectInputのパッドはダメなのか

上記でも述べたように、DirectInputとXInputの最大の違いは、ボタンやスティックの数や位置が定められていないか、定められているかになります。

そして、それの何がダメなのか言うと、DirectInputにはキー配置に基準というものが無かったため、各メーカーで独自のボタン配置ルールが産まれてしまったのです……。
次の画像を見てください。

ELECOMゲームパッド

BUFFALOゲームパッド

 

二つとも同じDirectInputで同じ形をしているにも関わらず、ボタン配置が異なっているのがわかるでしょうか。

なんと、いずれのメーカーも主流である(Dualshock)コントローラーの形でパッドをリリースしているのにも関わらず、ボタン配置に基準がなかったため、ボタンの入力がバラバラという状況になってしまったのです。

それにより、ゲーム開発者から見れば「DirectInputの正しい配置はどれでしゅか……」「よし、キーコンフィグでお茶を濁そう!」となり、ユーザーから見れば「このゲーム、ボタン配置がバラバラじゃねえか!」「キーコンフィグめんどくせえ!」という状態だったわけです。

その点XInputであれば、ボタンやスティックの数や位置が定められているので、開発者が設定した通りの入力でユーザーもそのまま遊べるということになります。

ソフトメーカーも、わざわざ基準のないDirectInputを対応させる必要もないので、今では多くのタイトルがDirectInputに対応しないということになりました。

これがDirectInputのパッドがダメな理由です。

 

未対応のタイトルでDirectInputを使うとどうなるのか

実際、DirectInputに対応していないタイトルで、DirectInputを使用するとどのような状態になるかは以下のようになります。

未対応DirectInputの動作
  • ボタンがちぐはぐ
  • 右スティックの左右が利かない
  • 右スティックの操作が勝手に入力される
  • LRトリガーが押されたままになる
  • そもそもパッドとして認識しない などなど

だいたい、上記のようなことが発生するかと思われます。

なお、たまーにレビューで「アタイのパッドだと挙動がおかしいの!」と記載されている方がいますが、上記のような症状だと恐らくこれが原因だと思われます。

 

まとめ

今回はPCゲームで最適なゲームパッドに関して、解説しました。

PCゲームをプレイするのであれば、現在主流となっているXInputのゲームパッドを使用することをオススメします。

なお国産ゲームで『〇〇推奨パッド』として売られているものや、個人サイトで『ゲームパッドおすすめ〇選』などで、DirectInputのゲームパッドがオススメされているケースも多くあります。

それらを参考に購入する場合は、規格がどちらになっているか確認するとイイです。

 

おまけ 

DirectInputの例外:PS4コントローラーDualshock 4

PS4で使用されているDualshock 4は、PCに挿すとDirectInputのパッドとして使用することができます。*2

そいで、これまで話してきた内容から、「でも、DirectInputだから操作できないんでしょ?おばちゃん知ってるんだからね」と思われるかも知れませんが、実はDualshock 4だけ対応しているタイトルもあったりします。

主にPS4でもリリースされているタイトルだと、Dualshock 4だけ対応しており、なんとゲーム内のボタンヘルプも〇×□△になってたりします。

最近だと、原神がDualshock 4に対応しています。

ただし、対応していないタイトルも多くあるので、あくまでも使えたらラッキー程度に思っていてください。

やはりPCゲームは、XInputが安定です。

 

では今回はこんなところで、ここまで見てくれて、ありがとうございました!
おつかれさまっさ。今回どこにもふわって言ってねえ。

 

*1:キー割り当て:キーコンフィグのこと

*2:Dualshock 4:DirectInputだけど、ほかのパッドと違いLR2の入力が特殊。