コニチワ!ポコさんです!
なんだか書くことが多くて3回になっちゃいましたが、今回もPCゲームと家庭用ゲームの違いを書いていくよ。
流石に次回は、別のお話を考えています。
PCゲームと家庭用ゲームの違い
圧倒的な数のインディーゲーム
ここ数年、Steamで販売されるインディーゲーム*1は、家庭用ゲームプラットフォームにはない爆発的な増加を見せています。
なお、インディーゲームは、現在PCゲームに限らず増えてきています。
これは、UnityやUnreal engineなどのゲーム制作をサポートするツール*2が、無料または安価で使用できるようになったので、個人や小規模なクリエイターが手軽に制作しやすくなったという背景があるかと思われます。
プラットフォーマーが、インディーゲームに協力的になったのもあるでしょう。
インディーゲームがPCゲームに多い理由
前回のレーティングのお話でチョコッと話しましたが、家庭用ゲームにはレーティングが必要です。そして、レーティング審査には費用と時間が掛かります。また、プラットフォーマーの縛りが厳しかったり、開発機が必要なんてこともあります。
対してSteamなどのデジタル配信サービスでは、レーティングの取得が必要ではありません。また、家庭用ゲームにあるような縛りもなく、特別な開発機も必要ありません。
詰まるところ、ゲームのリリースに圧倒的なハードルの低さが、多くのインディーゲームをPCゲームとしてリリースされ続けている理由と言えるでしょう。
特にインディーゲームは、個人か小規模なグループで作成するものです。リリースの難易度が高かったり、高額な費用が掛かるのなら、先ずはPCゲームとしてリリースするのは自然な流れだと思います。
Steamのインディーゲーム数
ちなみに、Steamのソフトウェアの検索において条件をWindowsのゲームに絞ると、
45,925本(2010/10/17現在)もゲームがヒットします。
そして、更にインディーのタグで検索すると、33,814本がヒットします。
この記事を書いていた数日で、数十本ふえているんですが……、マジなん…なの……。
圧倒的なインディー数!むしろインディー臭すら漂ってきそう!(意味不)
流石ハードルの低いPCゲームならではの現象と思います。
MODが使用できるぞ
こちらも以前『どうしてPCゲームが好きになったのかのお話』で記載しましたが、PCゲームにはMOD*3と呼ばれるゲームの改造データを適用して、オリジナルにはない要素を追加することができます。*4
なお、このMODという要素を使うと何ができるのか一例をあげると
- 新たなクエストを作成
- テクスチャを高解像度のものに差し替える
- オブジェクトを改変してパフォーマンスアップ
- 環境や光などを調整してよりリアリスティックに
などなど、ゲーム内を改変・追加する事ができます。
これによりプレイヤーは、自分好みのゲームにカスタマイズすることができるので、不満だった部分が快適になったり、一度クリアしたゲームが全く新しく新鮮な気持ちでプレイできたりします。
で、
なんで家庭用ゲームにMODが無いのか
MODに興味がある人なら、一度は考えたことがあるのではないかと思われますが、ポコさんがふと思いつくところは以下のような感じです。
- ハードとしての管理が厳しい
- ハードにダメージを与える可能性
- ハードの容量問題
- ゲームの安定性
- 管理コストの問題
- レーティングの問題
ふと思いつくだけでもこれだけあるので、深く考えるとキリがなさそうです。
それら問題を突き抜けるほどの採算が取れればチャレンジするメーカーもあるのでしょうが、色々縛られた家庭用ゲームでは難しいのだろうと思います。
なのでMODで色々改造して遊びたいのであれば、ぜひPC版で遊んでください。
なおMODの適用は、自己責任でお願いします。ハードが壊れるといったことはないでしょうけど、ゲームがクラッシュしたりなんてことはあります。
MODがある場所
Steamではワークショップという仕組みに対応しているタイトルであれば、Steamのランチャー上で気軽にMODを付けたり外したりすることができます。
またワークショップに対応していないタイトルであっても、Nexus Modsという海外サイトのMODコミュニティで、様々なタイトルのMODが無料でダウンロードできます。
Nexusでもっとも盛んなタイトルは、Elder ScrollsやFalloutシリーズです。
また、日本産で有名なタイトルでは、Monster Hunter:WorldやDark SoulsシリーズのMODが多数アップロードされています。
PCゲーム買おうかなと思ったら、対象のゲームのMODがあるかNexusを一度覗いてみるのもイイかと思います。
まとめ
今回はPCゲームと家庭用ゲームの違いで、圧倒的な数のインディーゲームとMODについてお話ししました。
PCゲームでインディーゲームが多くリリースされるのも、MODという改造が盛り上がり続けるのも、縛りやレーティングの厳しくないPCゲームならではの違いかと思います。
それ以外にも理由はあるかと思われますが、PCユーザーが家庭用ゲーム機ではなく、わざわざPCでゲームを購入する理由も理解できたのではないでしょうか。
そう、そしてポコさんは、そんな自由なPCゲームが大しゅきです。
今回3回に分けて『PCゲームと家庭用ゲームの違い』について記載してきましたが、如何だったでしょうか。
細かいことをあげれば、これ以外にもあるかと思いますが、今回はこんなところで締めさせて頂きます。
そして、こんな駄文で『ふぉぉおぉお!!PCゲームがやりたくなっちゃったよ!!』と
ふわっとでも思っていただければ幸いです(ないです)
では今回はこんなところで、ここまで見てくれて、ありがとうございました!
おつかれさまっさ。